雑感

 10連休の2日目。今日から連休がスタートするという方も多くいらっしゃると思います。
 行楽地はどこも押すな押すなの大盛況のようです。一方幼稚園の経営者にとってみればこの時期は子どもも先生もいないので、電話対応も一切しないので、1年で一番落ち着いて仕事ができる時期でもあります。(こういう働き方も改革していかなければならないのでしょうね)
 さて、それはさておき、保育園や認定こども園の給与が国や地方自治体による処遇改善加算によって年額40万円だか50万円だか上がっている間に幼稚園の給与は全国平均で6万円くらいしか上がっていません。それでもそんなに差を感じないのは、今までそれだけ保育士の給与が安かったことと幼稚園の方も給与を上げられるところは上げてきたからだとは思います。上げたくても上げられないところがあるのは事実ですが。
 幼稚園も保育園も認定こども園も労働集約型の業種で、その成果の多くを人に依存しています。だからその給与が安いことは本当は論理的に矛盾します。
 といいながら経営のことを考えるとむやみに給与は上げられない。そういうジレンマの中に幼稚園は置かれています。
 一方で保育園は処遇改善がなされても未だに離職率が高い業種でもあります。人が仕事をする上で大切なのは給料だけではないということも読み取れます。かといって「給料は安いけどやりがいだけはありますよ」というのではやりがい搾取です。幼稚園だけではないのでしょうが給与と働きやすい環境のバランスを上手にとっていかなければ崖から転がり落ちてしまう。ブラック認定されればそれで終わり。今時ブラック企業にわざわざ就職する人はあまりいません。
 誤解を恐れずにあえて言えば、幼稚園で一番大切なのは子ども。これは当たり前です。二番目は先生。子どもたちにとって居心地のいい、先生たちにとって働きやすい環境をつくることが保護者や経営側の利益につながる。この逆はありません。言うのは簡単でも実際に行うのは難しいことでもありますが。
 ここしばらく、当園は園児募集が順調で、だから言えることかもしれません。そこは割り引いて考えてください。
 保護者の皆様もご協力をお願いいたします。
 連休中は人ごみに出かけることが増えると思います。人ごみに出かけるということは感染症のリスクが高まるということでもあります。インフルエンザだけではなく溶連菌感染症なども流行っているという話を聞きました。くれぐれも自己防衛に努めてください。
 10連休は困るという人もいますが、経済効果は抜群です。皆様も散財しない程度に連休を楽しんでください。