女性の就業率

 残暑というよりはまだ夏真っ盛り。オフィスワークの方がうらやましい。
 今日は朝から晴天続きのためにカチカチになった砂場を(私一人で)掘り起こしました。当園の砂場の砂は一般的な公園などの砂(川砂)と異なって泥団子ができる粘土質の砂です。粘土質なのでカチカチにはなりやすいのですがこんなにシャベルの歯も通らないほどにカチカチになるとは思いませんでした。一長一短がありますね。
 今日は年長組さんは園庭で水遊びをしました。私は他のことをしていましたので写真はありません。(しまった)
 年中組さんはホールで(涼しいところで)ボルダリングなどをしていました。

 さて本題ですが、かつて日本では結婚を機に退職し、子育てが一段落してから再び就業(主にパートタイマー)するいわゆるM字カーブといわれる現象がありました。欧米ではあまり見られなかった現象のため日本女性の就業のあり方の後進性を表す指標にもなりました。

 ところがその後急速に女性の社会進出が進み、結果として深刻な保育所不足に陥りました。その対策として雨後の筍のように保育所が次々に開設され、今度は先生が足りなくなったというのが今の状況です。

 今もその頃の印象が鮮明なために日本は女性の就業が遅れていると思っている方が少なくないと思いますが意外なことに現在の日本の女性の就業率は70パーセントを超え、長期にわたってだらだらと下がり続けているアメリカ合衆国を逆転して世界で13位です。M字カーブもほとんど見られなくなりました。

 上位にはアイスランドを筆頭にスウェーデン、ノルウェー、デンマークなどの北欧諸国、ワークシェアリングが進んでいるオランダなどが並びますが、意外なことに北欧にありながらフィンランドは日本よりも低い数値を示しています。私見ですがだからフィンランドは学力が高いのかもしれません。

 パートタイマーの比率が高い。女性管理職の比率が低いなどの問題点はまだまだありますが、数字で見る限りは女性の就業率が低い国ではありません。もっとも長時間保育、園庭のない保育施設など、子どもの育つ環境としては決して褒められたものではありません。

 移民に頼らずに労働力を確保するためには女性に働いてもらうしかない。政策としては仕方がないことでもありましょうが、そのしわ寄せは子どもに向かいます。

 教育の成果は10年20年、あるいはそれ以上たたないとわからないので政治のマターとしてはないがしろにされがちですが、女性の就労支援(それはそれで大切なことではあります)に力を入れすぎると今度は子育てがないがしろにされてしまう、そのような危惧を抱いています。